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投稿者:Tim

TOEICリスニング 3回満点取得者直伝!リスニング問題の解き方

こんにちは。Tim Cafe English 編集長のTimです!本日は、 TOEICリスニング についてです。

TOEIC受験者の中には、「リスニングの解き方がいまいちわからない。」であったり、「何言ったか忘れてしまう。」などといった悩みを持つ方は多いです。実際に、私もそのうちの1人でした

しかしながら、あることを意識して解くことでこういった悩みがすべてなくなりました。

この記事を読むことで、あなたはTOEICリスニング問題の効果的な解き方を身につけることができます。さらにはTOEICだけでなく、他の英語のリスニング試験にも対応できる解き方が分かるようになることでしょう。TOEICで高得点を取っていくために、ぜひ私が音源を聞く際に行っていることを参考にしてもらえればと思います。

TOEICリスニング のスコアとその他の資格

私は、3回連続でTOEICリスニングにて495点満点を取ることに成功しました。

満点を取得するには簡単なことではなく、自分の力を最大限に発揮するためにいろいろな努力をする必要がありました。

この記事では満点を取るために行ったことを綴りますが、先に要点だけ述べますね。

リスニングで高得点を取るための戦略が以下の3つです。

①アクティブ化
②ルーティン化
③ドーピング

上記3つを試していけば、必ずTOEIC受験者であるあなたの悩みが大きく減るでしょう。小難しく聞こえるかもしれませんがどれも簡単です。
では具体的に説明していきます。

TOEICリスニング で高得点を取る3つの戦略

戦略①:アクティブ化

あなたは「アクティブラーニング」という言葉を聞いたことはありますか?

学校現場ではよく使われていて、簡単に説明すると、教師主体ではなく生徒主体の授業を指します。

教師が一方的に説明をし、生徒は言われるがままにノートを取ったり、問題に答えたりするのが従来の授業です。しかし、現在では生徒が自ら学ぼうとする、主体的で対話的な学習が良いとされてきています。

ここでいう「教師」はTOEICリスニングの音源であり、「生徒」はあなた自身です。

先生の話を聞いていても、いつの間にかほかのことを考えていたり、集中できなくて聞くのを断念した経験ってありませんか?私は何回もあります(笑)

また、人間は人の話を1/3しか聞いていないと言われています。そのため真面目に聞いていたつもりでも、忘れてしまったりするのは当然ですよね。

そのため、リスニング問題を解く際には、ただただ聞くだけ(受動的)ではなかなか高得点につながらないのです。

そこで、アクティブラーニングのように主体的・対話的に問題を解くことが大事で、積極的に脳を使っていく必要があります。

じゃあ、どうやって?と思うと思いますが、やり方はいたってシンプルです。

特にpart 1, 2で使えるのですが、言われた言葉を頭の中で反復させるのがアクティブ化のやり方です。

アクティブ化のテクニック①

全選択肢の前に設問を心の中で読み上げる

できる方は、設問で読み上げられた英文のまま覚えてしまって、それぞれの選択肢、A, B, C, (D) の前で必ず心の中で読み上げて解答しましょう。
これにより、①設問を忘れない、
       ②part 2の*「直接的な回答でない問題」にも対応しやすくなる

といった利点があります。

〈以下、TOEIC公式サイトのサンプル問題〉
No. 7 “Where’s the new fax machine?”
A. Next to the water fountain
B. I’ll send the fax tomorrow.
C. By Wednesday.

答えは、場所を答えているAが正解。 上記を踏まえた解き方を説明します。
全て英文のまま覚えて反復させるのが難しい方は、「新しいファックスは どこ?」のように簡単な日本語に直してもらっても大丈夫です。また、「新しいのはどこ?」や「マシーンはどこ?」というように、かなりざっくりしたものでも正解を導くには 十分な問題がたくさんあります。

それぞれの選択肢の前に日本語の要約を脳内に流すだけでもかなり正答率が変わってきます。ぜひ取り入れてみてくださいね。

また、*「直接的でない回答の問題」にもこの解き方を取り入れるだけで、この選択肢は絶対に違うな、、と消去法を使ってより自信を持って解答できますよ。

*「直接的でない回答の問題」とは
例えば「店内と外どちらで食べますか?」と聞かれたときに、「今日は雨が降っています。」という回答のように「店内で食べましょう。」と直接的に答えていない問題のこと。最近のpart 2ではこの手の問題が多く正答率も低い傾向にあります。

アクティブ化のテクニック②

設問番号が読まれた時に心構えをする

part 2 の問題は全ていきなり設問が読み上げられます。

whenやwhereの聞き分けなど、1番最初の単語が大事な設問が多いです。 そのため、 “No. 7”と聞こえたら「来い!」と構えることで、全身を集中させるのがポイントです。

精神論的に聞こえますが、それぞれの設問番号の読み上げの時に「来い!」と構えるだけで、本当に聞き取りやすくなり正答率も上がります。だまされたと思ってやってみてください。

続いて2つ目の戦略についてです。

戦略②:ルーティン化

「ルーティン化」は特にpart3, 4 に特化したものです。なぜ、「ルーティン化」が良いかというと、同じ行動を繰り返すことで、

以下で「part3, 4のルーティン化」をまとめていますので、見ていきましょう。

part 3, 4の解き方】 

①part 1のdirectionが流れている間にpart 1の写真とpart 3の図表を先読み。1分30秒あるので、できればpart 4も見れそうだったら先読みしましょう。

②part 2のdirectionが流れている間に先読みできなかった図表問題の先読みを再開。30秒ほどしかないので、時間に注意。 ‘A, B, or C’が聞こえてきたらpart 2に戻ることをお勧めします。

part 3のdirectionが流れている間に32~34番の先読みをします。3つの設問の確認はマスト。その後は選択肢をそれぞれ最低2つは確認していきましょう。

④会話が流れている間は、該当する問題に答えていきます。この時、解答用紙には、ささっと印をつける程度にして、綺麗に塗るのはやめましょう。なぜなら、意外とマークするのに集中してしまうので、会話の大事な部分を聞き逃してしまう可能性が非常に高いからです。

⑤会話が終わると、3つの設問が流れます。36秒ほどあり、2つ目の設問が流れるまでの12秒でなるべくマークし終えます。残りの2つの設問が流れている24秒間で次の問題の先読みをします。先読みの仕方は上記と同じです。

⑥以上2つをpart 3が終わるまで繰り返します。

⑦part 3の最後の会話が終わり、設問が1つながれている間に解答を終え、残り2つの設問が流れる24秒間は休憩するか、再度part 4の図表問題を確認します。part 4のdirectionが流れている間に、1つ目の会話の問題の先読みをします。やり方はpart 3と同じです。 その後、part 4が終わるまで、part 3と同じやり方で先読みをし、解き進めていきます。

【選択肢に数字や固有名詞があれば、その単語を頭の中で5回ほど発音させておくこと】

数字や固有名詞はいきなり言われると、かなりパニックになります。事前に予習ができるのならしておきたいところ。そのため、選択肢に数字や固有名詞があればとてもラッキーです。先読みの時間に頭の中で、5回の発音練習を予想できる読み方でもいいのでやっておくとよりスムーズに会話やナレーションが聞き取れますよ。

最後3つ目の戦略について話していきますね。

戦略③:ドーピング

「ドーピング」と聞くと、かなり怪しく聞こえますよね(笑)

ここでいう「ドーピング」とは、単に「コーヒー」や「お水」を飲むことを指します。
そうです、そんな簡単なことでドーピングができるのです。

ある研究によると、何か作業をする際に水を飲みながらすると作業効率がアップするとのことです。
また、コーヒーは眠気覚ましになったり、リラックス効果もあります。さらには、カフェインには集中力を高めてくれる役割もあります。そのため、テスト中は大きな味方になってくれること間違いなしです!
もちろん、コーヒーはもちろん、お水も飲みすぎると、試験中にトイレに行きたくなることもあります。したがって、家で実際に2時間計り、模試を解きながらお水とコーヒーを少しずつ飲んでいく練習をしてみて、どれくらいなら飲んでもいいのかなどを考えていくと良いでしょう。
試験中に水を飲むとテストの成績が良くなる、との研究結果 | ライフハッカー・ジャパン (lifehacker.jp) 
カフェイン摂取は最強のパフォーマンスハック!? 論文から紐解く効能と付き合い方|橋本翔太 (Commune株式会社CPO) (note.com)

ちなみに私は、TOEIC試験の日はかならずペットボトルのお水とスタバのタンブラーに入った熱々のコーヒーを持っていっています。そして、必ずコーヒーを飲むタイミングがあります。それは、

part 3の最後の会話(Q 67~70) が終わって、3つの設問が流れている間です。

part 4 (Q71~73)の設問の先読みは、part 4のdirectionが流れている間だけでも十分です。
そのため、part 3がすべて終わったタイミングで「ここまで一旦お疲れ様、自分。」と心の中でつぶやくというルーティンを模試の時にも、本番の時にもいつでも行っています。

TOEICリスニング の解き方のまとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます。
では最後にもう一度だけ復習していきましょう。

私が行っている戦略は以下の3つです。
①アクティブ化
②ルーティン化
③ドーピング

これはいわゆるテクニック、それもほかの試験でも応用できるものですので、今の実力を100%発揮したいなと感じた時に、ぜひお使いください。

また、リスニングだけでなくリーディングの話も読んでみたいと感じましたら以下もご覧くださいね。
TOEICリーディング 解き方の3つの嘘【R満点取得者の感覚】 – Tim‘s English Academy (timcafeenglish.blog)

それでは、Thank you very much! Have a lovely day!

投稿者:Tim

TOEICリーディング 解き方の3つの嘘【R満点取得者の感覚】

こんにちは。Tim Cafe English 編集長のTimです!本日は、 TOEICリーディング についてです。

平均点などを参考にすると、TOEIC L&Rのうち、リスニングよりもリーディングのほうが難しく、スコアが出づらい傾向にあります。そのため、リーディングのスコアアップに伸び悩むことも多いのではと感じます。

そこで、よく言われるリーディングパートの解き方の3つの嘘について、リーディング満点取得者の観点から物申していきたいと思います。

この記事を読むことで、あなたはTOEICリーディングの本当の解き方を身につけることができます。さらにはTOEICだけでなく、全体的なリーディング力向上にもつながることでしょう。TOEICで高得点を取っていくために、ぜひ私が長文を読む際に行っていることを参考にしてもらえればと思います。

私の最新の TOEICリーディング スコア

私は、2023/7/23のTOEIC公開テストにて、過去最高得点(Total: 980/ Listening: 485/ Reading: 495)を叩き出すことに成功しました。

TOEICリーディング で満点を取得した時のスコア

初めてTOEICを受けたのが2017年で、その時のスコアが565点だったことを考えると、6年かけてよく頑張ったと自分でも思います(笑)継続は力なりってやつです。

その6年間ずっとTOEICをやっていたわけではなく、英検やIELTS、スペイン語、手話にも手を出していた時期もありました。他の言語や他の英語資格も勉強していて感じたことは「どの資格にもテクニックは不要」だということでした。

もちろん、戦略立てて効率的に勉強していったり、問題を解き進めることは大切だと思います(特に試験までの時間のない方)。また、テクニックに頼っても確かにある程度は得点は伸びると思います。しかし、個人的な感覚ですが、800〜850点オーバー、もしくはLかRかで満点を目指す方には、テクニックだけでその境地に達するのは難しいでしょう。

逆に言うと、しっかりとした文法知識、単語力、精読力、いわゆる英語力をきちんとつければテクニックになんか頼らずに高得点が狙えるはずです。

TOEICリーディング 解き方の3つの嘘

ではここからは、実際によく言われている、TOEICのリーディングで高得点を出すために言われてきている3つの嘘を紹介していきます。そして、リーディングで高得点を取るための本当のアドバイスも一緒にお伝えしていきますね。

①「返り読みはしない」は嘘

これはよく言われていることで、「返り読み」とは英文を英語の本来の語順(左から右に読むと言う順番)ではなく、日本語に訳しやすいように英文の最後から最初という逆の順番で読むことをここでは指しています。

実際のところ私は返り読みは何度もしています。確かに、TOEICのリーディング問題を全て解き切るためには、英文を読むスピードはかなり大事です。

しかし、だからといって、答えのキーが載っている大事な情報源(英文)を理解もままならないまま読んでいくと精度がかなり落ちていくでしょう。

全て返り読みをする必要はなく、一回で読んでみてよく理解ができないような複雑な英文(特に記事問題)や、知らない/曖昧な語句が含まれているような英文を読む際には、返り読みをしてみてもいいのではないかなと思います。

中上級者や、TOEICを何度も受けたり勉強してきたりする方は、答えのキーがなんとなくどこに書いてあるのかが分かる問題もあると思います。簡単な場合は必要ないですが、その際にも設問の言い換え表現にも引っかからないために返り読みするなどして、その英文の理解度を100%に持ってきたほうが解答の精度がどんどん上がっていくでしょう。

*ただし、何度返り読みをしても分からない英文や全体的に難しい表現がたくさん使われているなと感じる長文にはそこまで時間をかけず、次の問題/長文に取り掛かりましょう。分からない問題や長文に時間をかけすぎるよりは、分かる問題をどんどん解き進めたほうがスコアは上がりますので。

②「英語を英語のまま理解」は嘘

これは①の嘘と重複する箇所はありますが、これも実際に私が何回もやっていることです。

たまにですが、すごく読みにくい英文があります。公開テストでも時折ありますし、私が使用している990点取得向けの問題集なんかを使っているときには何度もそういった英文に出会います。

英文の理解度を中途半端にしたまま問題を解き進めるより、しっかりと理解して正答率を上げたいと考えている私は、英語を日本語に変換することはよくあります。そのため、英語のままですべてを理解する必要はなく、「分かればオッケイ、無理なら日本語に置き換えよう」くらいのマインドで大丈夫なのかなと思います。

③「スキャニングが大事」は嘘

③つ目のスキャニングなんて技術は、正直私は使ったことはありません(笑)全部読んで、問題に答えていく、この技術が一番大切だなと感じます。

なぜなら、TOEICでは正解のキーが散らばっている問題や、根拠がなかなか見つけづらい問題などがあり、スキャニングをしてしまうと、正解の根拠を見逃してしまうことがよく起こるのではないかと思います。

例えば、最初は「○○する」みたいなことが書かれてあった場合でも、途中、もしくは最後で「ただし○○の場合に限る」のように何かしらの条件があったりします。そういったものも込みでうまく見つけられれば問題はありませんが、かなりリスキーなことには間違いないでしょう。

もちろん、私生活や大学の授業、会社の資料を英語で読むためにスキャニング技術は必要なことと思えますが、TOEICでは個人的にはお勧めできません。

一字一句しっかりと読み込みましょう。

実際の TOEICリーディング の解き方

先ほどの3つの嘘を踏まえて、私が実際に行っているリーディングの解き方は、一字一句まんべんなく読み進めることです。

どの部分も適当には読まず、理解度を自分の中でできるだけ100%にして読んでいます。
こう言うと、1つ疑問が出てくることと思います。

「時間内に解き終わっているのか?」

答えは「イエス!」です。最近のTOEICではそこまで時間が余らなくなりましたが、大体1分から3分ほど余ることが多いです。

すべてベタ読みでもきちんと時間を余らすことができます。考えられるその要因は

①解答する時間を早くする
②普段からTOEIC以外の英文もベタ読みして、リーディングのスキルを上げる
③語彙力・文法力を上げる

上記のことができると、きっとTOEICでのリーディングが時間内に終わることと思います。

①に関しては、一度解答した問題に関してはくよくよしないことが大切です。また、絶対にこれが正解だ、と思ったら別の選択肢も見る必要はないのかな、とも思います。←気になって別の選択肢が違う理由を探したくなる気持ちは痛いほどわかります。。

②はよく言われていることかなと思いますが、普段から色んな英語を読んでいきましょう。新聞記事でも、小説でも何でもいいかなと思います。とにかく、たくさん読んで英語を読むことに慣れることが大切です。特にその際、わからない単語はしっかりと調べると③のアドバイスにもつながりますよ。
そうすることで、より深く英文を理解することができるようになりますし、コロケーション等も理解でき、ほかのpartでも大いに役立つことでしょう。

③に関して、語彙力がないと、英語を読むことはかなりのストレスになります(実際のデータでもそういった研究結果があるそうです)。英語を読みたくなくなることとも思います。
また、推測などの技術を使って何とか最後まで読み切ったとしても、脳がかなりのストレスを受けながら英語を読み進めてきたために、疲労もたまり、正確に解答ができることも難しいと思います。
そのため、最低限のTOEIC単語はマスターして試験に臨むことをお勧めします。

また、文法力がないとpart 5, part 6はもちろんのこと、part 7でも英文理解がままならなくなりますので、英文読解の勉強もして文法力・精読力を磨いていきましょう。

まとめ

ここまで読むことで、TOEIC リーディングの解き方についての3つの嘘がわかり、本当の解き方がわかったことと思います。

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また、英検1級の受験経験もありますので、その時の勉強の仕方が以下のリンクにあります。ぜひ見てみてください。
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